東大卒無職が働かずに生きるブログ

サラリーマンに向いてなさすぎる東大卒の考えたことなど

和牛の面白さを東大卒が分析してみた

どうも、せり沢です。

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皆さんはお笑いが好きだろうか。

過酷な日本社会でぼろぼろになっている人の中には、笑いによって疲れを癒したいという人も多いだろう

実際私もyoutubeでダラダラお笑いを見ていると、あっという間に数時間が溶けている。

特に私はコントが好きで、ジャルジャルと、かもめんたるにハマり中である。。

 

……そんな私だが、昨日は珍しくコントではなく漫才を見ていた。

和牛というコンビだったのだが、これがまあ面白かった。

もうすでにめちゃ有名なので、和牛というコンビ自体の説明は不要だろう。

 

が一応書いておくと、和牛はよしもと内でもっともチケットがとりにくい芸人である(wikiより)。その漫才は玄人からの評価が特に高く、松本人志爆笑問題も絶賛しているという。

とりあえず知らない人はyoutubeで和牛と打ってネタを見てみてほしい。

 

とにかく和牛の漫才が面白かったので、今日はなぜ和牛は面白いのか、というテーマで記事を書いていきたい。

 


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服装などの細部にもこだわり

和牛は、いったいどれだけの試行錯誤をしたのだろう。
彼らの漫才には、随所に工夫がみられる。
この二人は、常に

 

「お客さんからどう見えるか」

「お客さんにどう伝わるか」

 

を考え続けている。

例えば服装。

 

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毎回決まった衣装があるわけではないが、傾向としては二人ともスーツっぽいフォーマル目な服装をすることが多い。

 

 

 

その枠内でもボケの水田さんは、カジュアルで少し派手目というか微妙に「ズレた」感じの服装が特徴的だ

ネクタイをしているときは少し派手目な柄が入っていることもある。
二人の漫才において、水田さんは理屈っぽくて厭味ったらしいキャラであることが多い。彼の服装がはどこかそれにマッチしている。

 

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……一方の川西さんはというと、基本的に青のスーツである
言うまでもなくスーツはもっともフォーマルな服だ。

二人の漫才において川西さんは、屁理屈をまくしたてる水田さんに対して、常識人の役回り。
スーツというのは川西さんのイメージに非常にマッチしている。
あるいは逆に、スーツを着ることが川西さんのイメージ形成に一役買っているのかもしれない。


余談だがwikipediaによれば、川西さんの身長は170cmということだ(ちなみに水田さんは168cm)。
私はてっきり175くらいはありそうだと思っていたので、これは意外だった。
バシッとスーツを着ているので、背が高く見えるのかもしれない(もともとスタイル良いのだろうが)。

 

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とにかく、パッと見の印象と実際のキャラが合っているので、漫才の内容がストレスなく頭に入ってくる

 


声がめちゃめちゃ聴きとりやすい

 次に発声。
和牛を知っている人ならわかると思うが、とにかく声が聞き取りやすいのである。

川西さんはよく良い声だといわれるようだが(実際私もそう思う)、水田さんの声も聞き取りやすい。

 

滑舌が良いのか、発声がいいのか。

 

ネタがどれだけ良くても、そもそも聞き取れなければなんの意味もない。

一番の笑いどころで噛んでしまったら、興ざめだ。

おそらく芸人さんにとってはそんなことは基本の基本だ。

 

和牛は、その基本を高いレベルで押さえている。

芸人さんは当然一般人より滑舌が良いわけであるが、和牛はトップクラスだと思う。
自分たちの声を聴きこんで、相当練習したに違いない。

 

余談だが、私は結構声が聞き取りにくいと言われるのでこれはかなり羨ましい。

 


異常にうまいテンポ

 

テンポ、間の取り方、身振り手振り。

一流といわれる芸人さんはこれらの言葉で詳しく説明できない部分が他と違う。

実際言葉で説明できないので、とりあえず次の動画を見てほしい。

水田さんが一人旅行で旅館を訪れ、川西さん演じる仲居さんがそれをもてなすという設定の漫才だ。


https://www.youtube.com/watch?v=pwQ_CDQWueY


この一部を、文字で書き起こすと↓のようになる。


「はあ着いた。」
「いらっしゃいませ。」
「予約してる水田です。」
「水田さんね。1名様で。お伺いしております。せやけどビックリした。男前やね。」
「全然全然。そんな、全然大したことない。」
トム・クルーズ来たんかな思たもん、おばちゃん。」
「水田です。」
「男前やねえ言うて、そういう意味で言うたの。まあほんなら、上がってください。」
「はいすんません。」
「お荷物預かりますね。」
「結構、重たいんであなたぐらいの年の方やときついと思いますよ。大丈夫です。僕持ちますんで。年齢はおいくつですか?」
「68。」
「じゃあ完璧なお年寄りなんで僕持ちます。大丈夫です。案内お願いします。」
「ああそう。優しいんやね。」
「全然大した事ないです。」
「どうぞ、お部屋ご案内させて頂きます。お部屋着きました。入ってください。見てくださいもう、この窓からよう景色見えるでしょ?
もう海も山も、空も見える言うてね。またね、別の季節も大事な人と来て頂けたらなあて。」
「ああ。」
「ご結婚は、されてます?」
「してないです。」
「あらそう。もったいないこんな男前やのに。おばちゃん、若かったら立候補してる。」
「その若い時の写真とかあります?その立候補するであろう年の時の写真今持ってますか?」
「そんなんないよ。」
「じゃあその、まあ予想になるんですけど多分お断りしてると思います。すいません。なんかすいません。」
「いい。うん、いいよ。うん。」


面白さ半減である。

和牛の漫才では、水田さんのネチネチとした理屈が人間の何かを掻き立てるからなのか、観ているとテンションが上がる感じがする。

 

しかし文章にするとなぜか、全然このテンションが上がっていく感じがしない。

 

勿論さっきの書き起こしでは、あえて間を殺すために感嘆詞を抜いたりして単調な文にしているが内容そのままだ。

 

文字にするときに抜け落ちてしまった何か。

 

お客さんの笑い声なども考慮した間の取り方や、テンポ、声のトーン、ボディランゲージ。

あるいは私が気づけなかった数多くの要素。

 

 

それが和牛の笑いのキモなのだろう。

 

結論:和牛面白いよね

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ここからは余談。

こうして色々考えてみると、逆に文章だけで面白いものを作るというのがいかに難しいかよくわかる。

人間の心をパッとつかむには、視覚的な魅力(例えばイケメン・美女など)やリズム(音楽)などの方がはるかに優れている。

言葉というのは、どうしても受け取る側に負担をかけてしまうし、面白さを伝えにくい。

特に言葉を「聞く」ならまだしも「読む」という行為は結構ハードルが高い。

私も今はブログなど書いているが、いずれyoutubeなどでの動画作成なんかもしてみたいと思ったのが今日の学びだった。

 

ちらっと思ったが、「笑い」って説明されると冷めるので、こういう分析ってある意味芸人さんに対するテロ行為かもしれない 

東大以外の友人に退職を伝えると返ってくる言葉ランキング1位

他大の友人に「退職したぜ!」と伝えると必ず返ってくる言葉がある。


それは「もったいない」だ。

 

「せっかく良い大学でたのにもったいなさすぎるよ!」
「私なら絶対仕事続けるのに~もったいないです~」
「退職したんですか??もったいな!!せっかく東大出てエリートコースだったのに!!」

 

こんな感じである。

 

もちろん、私にも言っている意味はわかる。
ここは新卒一括採用主義の日本である。
……この国では、新卒カードを捨てることは「人生のレールから外れる」ことに等しい。


しかし、私は彼らに「もったいない」と言われる度に、やりきれない思いがする。

 

「は~~、お前らマジでなんにもわかってねーな!バーカバーカ!ケツ焼きそばビッチが!!」

 

と喉まででかかった言葉をぐっとこらえる。

 

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……地獄だったあの頃を、今でもたまに思い出す。


私が正社員として働いていた2か月は、ただ他人に使われていただけの時間だった。

いやもしかしたら、それですらなかったのかもしれない。

他人の奴隷ですらなく、システムの奴隷だった。

 

銀行では手続きが多い。

とにかく多い。

 

決まった形式の書類に、決まったやり方で書類に記入し、判子を押す。

 

また、組織自体にもルールがたくさんある(見えないルールも含めて)。

 

たとえ相手が冴えないおっさんであっても、年次が上なら絶対服従である(ついでに客にも絶対服従である)。

 

私は無数のよくわからない規則にがんじがらめにされるのがとんでもなく苦痛だった。

 

書類の山にダイブして、サン○マスターがのたうち回りながらギターを引いてる時の感じですべてをグチャグチャにしてえ……

 

と常々考えていた(伝われ)。

要するにクソヤバい銀行員と化していたのである。

 

そんな私なので、退職したことを「もったいない」と言われてもぜんぜんしっくりこない。

むしろ、あのクソ環境に飛び込むためにどうでもいいおっさんにペコペコしまくってた、「就活」という時間こそがもったいなかった。

 

だから、やたら「もったいない」といってくるのは、現代のもったいないお化けなのだと思うことにしている。

 


逆に、東大の友人には退職したことを「もったいない」と言われたことはない。

 

「やっぱお前は会社員向いてないと思ってたわ(笑)」

「 お か え り 」

 

だいたい皆こんなリアクションである。

 

これは結構面白い。


「レールの上を突っ走ってエライね」

 

と周りからさんざん言われてきた彼らである。

そんな彼らが、レールに乗って生きるのがエライなどとは全然思ってないというのは皮肉なものだ。

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しかし、だからといって……


ここまでで大体わかったと思うが、私はいわゆる「レール」の上の人生などクソくらえだと思っている。


「普通」から外れるのを恐れて、虚しい仕事を続けているのなら、それはとても悲しいことだと思う。

 

しかし、だからといってすべての人に

 

今すぐワイルドに生きろ!!

 

などと言うつもりもない。

 

 

まず、今の仕事がクソだとしか思えなくても、継続していくうちに状況が変わるかもしれないという理由。

 

他にもある。

私は、「もったいないお化け」は戯言を言っているだけだと考えている。

 

しかし、現実問題、日本人の大半はもったいないお化けなのだ。

 

少数派になって生きていくいうのは勇気がいるし、実際リスクもある。

こうすれば絶対正解!みたいな方法は私にもわからない。

というかわかる人がいたら切実に教えてほしい。

 

 

……だからせめて、投げやりにならないで、せいぜい悩んでいこうと思う。

 

 


結論:人生は人それぞれ。

【初心者向け】私が仮想通貨をやめる3つの理由

zaifから仮想通貨が67億円ぶんくらい盗まれたらしいっすね。

 

端的に言ってzaifはうんこだと思います。

 

てか仮想通貨そのものもクソだ思います。

 

私ももう今日でビットコインやめます。

 

今回はその理由を3つ書きます。

 

 

 

理由その1 仮想通貨はオワコン

 

一時期200万円以上したビットコインも70万円くらいになりましたね。

じわじわ下がってるけどなんか空売りして儲けられる感じでもないという一番やりづらい感じなんですよね。

完全にブーム去ってますよこれは。

 

理由その2 取引所が酷い

 

ビットコイン10万円ぶん売っといてくれ~~」

 

って取引所にお願いすると

 

結構な確率でシカトされますからね。

 

ほんで完全に売りたかったタイミングじゃなくなってから、

 

「おう!!任せろ!!売っとくわ!!!」

 

とか言ってきますからね、あいつらは。

 

それで損してる人もめっちゃいましたね。

 

特にzaifは酷かった。

 

CMいっぱい打つ金はあるけど、サーバー強化はしませ~~ん!!

 

みたいなスタンスでしたからね。

おまけに

 

「お前らの資産盗まれちったわ、ワリ」

 

ってことがたまにありますよっと。

仮想通貨取引所に比べると株の証券会社とか神様でしかないですからね。

 

理由その3 個人的には株の方が儲かる

 

お兄さんなんて半年くらい仮想通貨やってるのに、7000円くらいしか儲けてないですからね。

 

出金手数料とか色々考えると実質利益5000円ですからね。

 

でも株は、タカラトミーだけでこの2月で5万以上儲けてますからね~。

 

株式投資の良さに関しては↓の記事で力説しておいたので、読んでちょ。


avetting.hatenablog.com

 

そういえば、投資の神様こと、ウォーレン・バフェットもいってましたね。

 

「仮想通貨に関して、総じて悪い結末に至るだろうと、ほぼ確信をもって言える。」

 

やはり、今回もレジェンドは正しかった、ってことですかね。

銀行の営業は、やってる方も辛いんやで?って話

こんにちは。せり沢です。

 

今日は、銀行の営業について書こうと思う。


預金、年金、保険、投資信託、クレジットカード、カードローン……。

これらの営業をするのはどこの銀行でも大差ないと思う。

 

 

 

営業のプレッシャーについて

 

私のいた店舗の壁に、個人の営業成績が張り出されていたことを思い出す。

ノルマのことで直接詰められることは多くなかったが、無言のプレッシャーは至る所に存在していた。

 

とにかく契約をとらないとやばい

 

そんな謎の空気を新人銀行員の私は感じていた。

 

しかし、考えてもみてほしい。

 

ねえねえおじさん!いきなりだけどカードローンやろうぜ!!

 

と銀行員にいきなり言われて

 

は?そんなんやるに決まってんじゃん。はよ契約の書類持ってこいや!

 

と応じてくれる神のような客がどれだけいるだろうか。

 

そもそも、「金融商品の営業」、それ自体にだいたいの人は警戒感を持っている。

 

「怪しい」

「ぼったくりじゃないの?」

「なんで銀行に税金払いに来ただけなのに投信買わないとあかんねん」

 

こう考える人が大半だ。

 

ぶっちゃけ商品自体があんまり……

 

ぼったくりというのは結構当たっている。
投資信託を例にとると、基本的にネット証券を利用した場合より高い手数料を取られることになる。
全く同じ商品を買った場合でも、多い金額を払わされるということは普通なのだ。


これは、営業要員の人件費を顧客から徴収する手数料でカバーしなければならないからである。

 

ちなみに私はネット証券で
合計40万円ほど株やら投信やらを買っているが、販売に関する手数料は実はまだ1円も払っていない。(ありがとうマ○ックス証券!!)


知識のある人は知っているが、銀行で扱ってる金融商品は質が悪いものも多いのである。


それに加え、そもそも銀行では、扱う商品自体に「ブランド価値」を付加しにくい

 

「金に色はない」とはよく言ったものだ。

三菱UFJ銀行からもらった1万円のほうが、みずほ銀行からもらった1万円より価値があるとか、あり得ないし。

 

お金それ自体を商品として扱っている以上これはどうしようもないことだ。

 

それでも売らなければならない


……商品それ自体はどこも似たり寄ったりであることはわかった。

しかし、現実的に銀行側も契約を取っていかないと利益を上げられない。

では、どうするか。


基本的な方針は、とにかく声をかけまくることである。

 

例えどんなに契約成立の可能性が低くても、とりあえず声をかけてみる。

 

断られた?

 

そんなの当たり前だ。はい次。

 

と、このプロセスをひたすら繰り返せば実際契約がとれる。

営業マンに成約率1%程度の実力しかなくても、500人に声をかけて一件も契約が取れない確率は0.66%以下だ。

 

私の営業体験談と


私が初めてカードローンの営業で成功した時のことを書こう。

 

とある水曜日の昼下がり、おじさんがのっそりと私の店舗に入ってきた。


おじさんはそのままソファにすわり、店内をぼーっと眺めている。

 

先輩銀行員から無言の圧力をかけられた新人の私は、さっそくカードローンの営業に向かう。

まずは、世間話から入ったほうがよさそうだ。

 

「いや~今日は暑いですね」

 

おじさんが反応する。

 

「あん?そりゃ暑いよ!今人を待ってんだ!ちょっと(このソファに)座ってても良いだろ?」

 

……やや語気が荒い。

 

「もちろんですよ。ところでお客様、ただいまこちらのカードのキャンペーンやってまして……」

 

「え?何?契約すればいいの?しゃーねーなー、書類持ってきて!

 

 

びっくりするだろうが、本当にこういう客がたまにいるのだ。

 

 

ちなみに、私はこの時気づいたのだが、このおじさんは泥酔していた

 

結局年齢制限に引っかかったので、この客はカードローン成約とはならなかった。

 

しかし、この件は「銀行員の営業とは果たしてなんなのか」と私が考えるきっかけになった。

 

基本的なスタンスは「数うちゃあたる」だが、徐々に「契約してくれそうな人種」というのがわかってくる。

私にとってそれは、まず「プライベートな用事で銀行を訪れ(=今仕事中ではない)」ていて、「服が安そう」で「正社員として働いていなさそう」な「中年女性」だった。

 

私の場合、なぜかおばさんの方が契約にもっていける確率がかなり高かったのである。

ちなみに同期の女の子たちは、おじさんからばっかり契約を取っていた

 

……つまり、そういうことであろう

 


「いつまでこの営業やってるんだろうな……」

 

私は毎日考えるようになっていた。

 

先輩をはじめ行内の人間が大体うざかったこともあるが、自分のやっている仕事がなんというか早くもあほらしく感じられるようになっていた。


……私が銀行を辞めたのは、この一か月後のことだった。

 

「東大」の肩書は本当に就職に有利か

こんにちは。せり沢です。

 

……今日は、東大生の就活事情について書こうと思う。


「東大生って勉強はできるけどバカだよね」

 

って意見はよく見かける。
これは、要するに「学校のお勉強はできても、仕事ではあいつら使えないぜ!」という主張だ。

どんだけ数学ができたところで、実際の仕事ではなんにも役に立ちませんよ~~~ワロス!  みたいなことを言ってるおじさん・おばさんはいっぱいいる。

 

それとはまた別の話だが、大学としての東大の評価も下がっているらしい(大学ランキング的なやつ)。もしかしたら、「勉強だけのバカ集団」から「研究・教育面でもやばい大学」になり下がってしまっているのかもしれない。


しかし、こんなことをネットに書くと、すかさず東大を崇拝する謎の勢力が現れて

 

「低学歴の僻み乙w」
「いとこが東大生だけど、あいつらマジで頭良すぎてやばいよw」

 

などと擁護しだすのがよく観察される。

 

「東大」というのはある種の権威みたいだ。
少なくとも日本においては。

批判する方も擁護する方もなんだかんだ東大が好きなのだろう。
ある意味東大は人気者である。


その証拠に、東大生にフォーカスしたテレビ番組(さ○まの東大方程式とか)をよく見かけるではないか。

他大の場合だとそういう特集が組まれるのをまず見かけない。
これは、テレビ局の人たちが「とりあえず東大に関連付けとけば視聴率とれるんじゃね?」と判断しているということである。
ぶっちゃけこのブログも少しでもアクセス数を稼ぐためにタイトルに「東大」が入るようにしているのである


人気者(?)の東大生であるが、肝心の就活ではやはり強いのだろうか。

 

 

去年、東大生として就活してた私がズバリ結論をいおう。

 

 

 

 


ぶっちゃけ早慶とほとんど変わらん。以上。

 

 

就活では、学歴で優遇されていると感じる場面は結構あった。
一瞬の気の迷いでプレエントリーしたものの、すっかり忘れ去ってた企業から、

「説明会ほんとは席埋まりかけなんだけど、来てくれるなら特別に席空けてもあげてもいいよ?」

的なことを遠まわしに連絡されることもあった。

 

また、実際に内定した企業の人事の人からそれとな~~く、
ぶっちゃけ高学歴を優遇している」と打ち明けられたこともある(確かにその企業の内定者は高学歴ばっかりだった)。

実際、これらの企業をネットで調べてみると、「あそこは学歴フィルターあるよ」と噂されているところばかりだった。当時はのんきに「意外とネットもあてになるもんだなあ」と思っていた。


そんなこんなで確かに優遇はされているのだが、だからといって東大生の就活が楽勝かというとそんなことはない。

 

説明会段階ではお客様対応なのだが、いざ面接となると途端に塩対応されるのである。
この辺は他大生も変わらないだろう。

 

そもそも初めから採る気ないでしょこれというレベルの無気力面接。


何を言っても、「へえ~、そうなんだ~」「ふ~ん」しかいわずにろくにこっちを見もしないおっさんたち。

 

じゃあそもそも俺なんで呼ばれたん??

 

という怒りがわき、就活を通じて嫌いになった企業はいくつもある。

 

周りの東大生にも就活がうまくいかずにヤバい感じになってたやつは何人もいるので、これを単に私の面接スキルの問題として片づける訳にはいかないだろう。


東大生も苦労しているのである。

結局私の場合は6社くらい受けて、

「就活続けんのもめんどいし、第一志望群受かったからまあええか」

くらいのノリでなんだかんだ入社はできたから良かったものの、就職留年した奴もごろごろいる。

まわりの早慶生をみてても、似たような状況なので、多分東大と早慶は就活市場においてそんなに価値に差がないと思う。

 

※ただ、就職留年する東大生というのは、基本的に「マジでどこにも就職できないやつ」ではない。東大生はいわゆる「いいとこ」に就職せねば、という意識が強いので有名な企業に入れなかった場合は、妥協して就職せずに来年再チャレンジする傾向にある。

 

 ちなみに就職できた組は、ほとんどがいわゆる大企業に入っている。商社、マスコミ、メーカー、金融、省庁etc……

 

就活を終え、入社し、そして早くも退職した私は今こう考える。


結局、就活という巨大なシステムの中では学生個人の優秀さなどはあまり関係がないのではないか。

 

というより、私が接してきた企業の人事たちは、そもそも本当に優秀な人材を採ろうという熱意がないように見えた。

採用した学生が社内でどんなパフォーマンスを発揮するかなど興味もない。
その頃にまだ自分が人事部にいるかもわからないし、その会社に居続けている保証もない。

 

とにかく、


「主催した説明会に東大生が○人来ました!早慶は○人来ました!」

みたいな分かり易く、すぐ評価される「成果」を求めているだけだ。

 

一方そういう「ノルマ」がない中堅以上の職員は個別面接にて「フィーリング」「相性」「コミュニケーション能力」といった全くよくわからん要素によって学生を偉そうに評価した気になっているのだろう。

私の印象にすぎないが、こういう傾向は日系の伝統的な大企業ほど強い気がした。

 

今日の所はこのへんにするが、就活に関してはまた色々書いていきたい。

退職した人のための自助団体に行ってきた話~その2~

前回(↓)の続きです。

avetting.hatenablog.com

 

~あらすじ~

新卒入社後2か月で退職した私。
社会復帰のヒントを得るべく、退職・休職者が集まる団体に参加した。
しかし、当日現れたのはなんと主催者の女性(茶沢さん)ただ一人だった。
~あらすじ終わり~

 

 

茶沢さんとすぐ近くのファミレスに入った私。
すでに昼食は終えていた私は、チョコレートパフェを注文した。

 

「いやあ、申し訳ないです。中々人が集まらなくて。」

 

茶沢さんは本当に腰の低い方のようだ。
はじめに、お互いのことを話した。

 

なんでも、茶沢さんはかつて医療関係の専門的な仕事をしていたのだが、ご自身も休職を経験したらしい。
そして現在は、無職の人や休職した人を公的な機関につなげる仕事をしているという(とはいったものの、今私が参加している団体は仕事としてやっている訳ではないそうだ)(参加費もなかったし)。

 

茶沢さんがとても話しやすい雰囲気だったこともあり、自分の話をべらべら話し出す私。

 

「まあ、なんというかですね。今年大学を卒業して銀行に入ったんですよ。
 でもノルマはしんどいし仕事は空虚だし、人間関係はあまりよくないしで鬱っぽくなって辞めちゃって。
 それでもう会社員は向いてないだろうし、専門的なことがしたいなってことで大学院に行こうかな、と。
 今は結構時間があるのでいろんな仕事を経験しようと思っててバイトを(以下略)」

 

だらだらとエンドレスに続く私の話を傾聴する茶沢さん。
求職者の話を聞くプロだけあって、相槌がうまい。

 

私の無駄に長い話を聞いた後、茶沢さんが口を開いた。

 

「まだお若いし、色々仕事を経験してみようというやる気もありますよね。大丈夫っぽいですね。

 

ここでは具体的に書くことは出来ないが、普段クライアントとして茶沢さんのもとを訪れる求職者の中には、ツワモノも多いらしい。


いつも魔人ブゥと闘っている茶沢さんにとっては、私などはまだまだヤムチャ程度なのだろう。


さすがプロは違う。

 

ストレスに弱く、学生の時もバイトを転々としていた私。
それを、色々な経験をしようという「やる気」だと解釈されたのは新鮮だったしうれしくもあった。


よし。ついでに色々聞いてみるか。
私は口を開いた。

 

「今、ちまたでは、発達障害が話題になってるじゃないですか。
ぼくも職場とかで結構他の人と物の感じ方が違うな~ってなる経験がよくあって。
少なくとも適応障害はあったように思うし、自分もそういう傾向はあるのかな、と思うことがたまにあるんですがね。」

 

すると、茶沢さんはきっぱりと否定した。


今までの会話と、その他いくつかの理由によって、私に発達障害っぽさを感じなかったらしい。プロがいうのなら、まあそうなのかなと思った。


昔、ネットの発達障害チェックなんかもやったことがあるが、あまり当てはまらなかったし(仕事でミスすると、とりあえず発達障害診断をやってみるのはあるあるだと思う)。

 

茶沢さんによれば、私は気質的な部分で会社が合わなかったのではないか、ということだった。私にとっては、飲む薬もない分こっちの方がやっかいな気もするが、なるほどぉという気持ちで聞いていた。

 

もし気になるんだったら認知行動療法とかやってみれば?ということだった。

 

これは参考にしたい。今は認知行動療法用のアプリなんかもあるらしいし。

 

だいたいそんな話を1時間半くらいしていたのだと思う。

 

そんなこんなで今回は参考になる話がいろいろ聞けた。

 

私も感じたことだが、こういう会に参加するのはハードルが高い場合もあると思う。
だが、何かをつかむきっかけが見つかるかもしれない。

 

あと、パフェ美味しかった。

 

(終わり)

※ちょくちょくフィクションを混ぜてあります

 

 

 

モチベーションアップ株式会社のポスターって意外と深いんじゃないの?って話

みなさんはモチベーションアップ株式会社を知っているだろうか。

なにかと話題になっているので聞いたことがある人も多いだろう。

 

簡単にいうと、日本の企業にブラックなポスターを売りまくっている会社である。

 

ブラックといっても色が黒いわけではない。

いかにもブラック企業が好きそうなメッセージがバンバンに入ったポスターを販売しているのである。

 

実際に見てもらった方が早いだろう。

 

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それにしても過激なポスターである

 

「何でもかんでも環境のせいにしてない?」

「もっともっと感謝して毎日の仕事をがんばらなくちゃ」

「がんばるだけでいいの?それは当たり前で結果を出すのが仕事だよ!」

 

経団連のおじさんたちが非常に好きそうなポスターだ。しかし、いやだからというべきか当然ネットでは叩かれまくっている。

 

「モチベーションアップ害社が作ったポスター見てると殺意しかわかねぇ
社長がいたら笑顔で助走つけて殴りにかかるレベル」

「モチベーションアップ社って上司にマネジメント放棄させて稼働率を落とさせる海外のスパイなのではって勘ぐりたくなる程度にはヤバい」

「モチベーションアップ株式会社ただの社畜ポスターメーカーやんけ」

 

などといったネット民の怒りの声が出てくる出てくる。

これを読んでいるあなたも「こんな社畜ポスターなんざ糞の価値もねえ」と思っているかもしれない。

 

……しかし、である。

私は今回色々考えるうち、このポスターから実は色々なことが学べるのでは、と思い至った。今日はそれを書いていきたい。

 

 

ポスターを売るということの困難さ

まず意識したいのが、「ポスターを売る」という事業の困難さだ。

モチベーションアップ株式会社が何を思ってこの事業に賭けようとしたのかはわからない。

しかし、別に社内にポスターを貼ったら直接的に売り上げが伸びるわけではないだろう(まあ下がりもしないだろうが)。

つまり、この手のポスターというものは本質的にあってもなくても変わらないといえよう。

 

しかもネットの声を聴く限り、ポスターの内容が顧客の社員からいい評判を得ているとも思えない。

 

加えて、モチベーションアップ株式会社のポスターは、見たところ特別デザインが優れているとか、凝った意匠がほどこされているということもなさそうだ。ポスターはどれも簡単な構成で、デザインではなく文字でメッセージを伝えようとしているように見える。もしかしたら、社内にデザインの知識がある人間がいないのかもしれない。

 

そうした状況をふまえて考えてみる。

 

ポスターを売って事業を成り立たせるってかなり難しくないか??

 

私が何かの企業の社長だったとしたら、会社の命運をポスター販売に託すのはかなりの勇気を要すると思う。

 

 

ネット民の勘違い~あくまで顧客は社長~

ポスターを売るという作業が、空気を販売するのに近いレベルの難関であることは分かった。

しかし、実際にモチベーションアップ株式会社のポスターは結構売れているらしい。

自分の会社に貼られてたという声が結構あったのだ。

 

私はこの理由がわからず頭を抱えた……。

…悩むこと4分、スマホをいじり始めていた私の脳裏に閃光が走った。

 

そうか!

私は勘違いしていたのだ。

 

モチベーションアップ株式会社の顧客は、会社そのものではなく社長個人なのだ!会社員たちの心を変えようとしているのではなく、毎日社員にうんざりしているであろう、中小企業社長や管理職の心の声を代弁しようとして作られたのだ!

 

……よく勘違いされるが、共感することとは相手が「辛い」といったときに「辛いね」と返すことではない。

相手が思っていても言葉になっていないことを、代わりに言葉にしてあげることなのだ

 

それを踏まえれば、このポスターが社長や管理職に徹底的に共感していることに気づく。例えば、「もっともっと感謝して毎日の仕事をがんばらなくちゃ!」というポスターがあった。これは社員に「もっと感謝してがんばれよ?」と言っているのではなく、社長に「社長や会社の存在ってもっと感謝されるべきだよね~~」と共感を寄せるためのものだったのだ。

実際、モチベーションアップ株式会社のHPを見てみると、顧客の声として、「社長の私が日ごろ思っていることをズバッと言ってくれた」というものが紹介されていた。

これなどは、まさに共感の力によって顧客の社長が購入に踏み切った典型例だろう。

 

こういったポスターを導入するかいなかを決めるのは社長である。社長でないにしても、決定権を持っているのは、基本的に人を使う側の人間である。だから、モチベーションアップ株式会社は社長に共感を寄せる。社長を気持ちよくしていく。これは合理的なマーケティングだと私は思う。

 

このブログでも書いたが、社長というのは孤独だ。

イーロン・マスクも精神的に限界がきているようだし、私のインターン先でも皆社長の陰口を叩きまくっている(私も例外ではない)。

その社長の孤独を癒してくれるのが、モチベーションアップ株式会社だったというわけだ。

 

そうはいっても生理的に

 

どうだろうか。

今まで、ネットでさんざん反感を買ってきたモチベーションアップ株式会社。

おそらくモチベーションアップ株式会社にとってそれはどうでもいいことだ

 なぜなら彼らは、初めから社員の気持ちに寄り添おうなどとは考えてはいないのだから。彼らが寄り添うのは徹頭徹尾、権力の側、人を使う側だからだ。

 

 え?ここまで読んで結局あのポスターに抵抗感が強まったって?

 

 

 

 

わしもじゃ!わしもじゃみんな!!!!!!

 

 

 

……2018年9月現在、HPによると、モチベーションアップ株式会社のポスターは一枚月額1790円で販売されているという。

(終わり)