東大卒無職が働かずに生きるブログ

東大卒が感じた社会の厳しさを綴るブログです。開発したサービス(フリマルっていいます)の話もちょくちょく

投資での失態

ここ最近、株価が上昇している。
前回購入した旭化成も意外にも黒字化した。

また105円くらいの時にアメリカドル買ったのが今107円以上なので、そっちも含み益。(額にするとわずかなものだが)

という訳で、数字だけを見ると復調しているという感じだが、個人的にはここ最近の投資に関しては反省点しかない。

なぜ、価格が底の時にもっと買い増しをしなかったのか。
私の投資スタイルだと、年に数回訪れる下落時にしかほぼ買い増しをしない。
8月の調整がその「年に数回しか訪れないチャンス」であった可能性は高い。

投資しなかった理由は明白である。
ほかのことで忙しかったから、だ。

お盆からの一か月弱で

・退職者向けのメディア公開
・簡易アンドロイドアプリ開発(現在playstore申請中)
・IT企業サマーインターン2つ
・長期インターン2つ

を同時並行でこなしてきた。
数年ぶりに海にも行った。

そういった中で投資戦略を考える時間はほぼ捻出できなかった。

まあ、
「しっかり考えないままに適当に投資する」よりは、

「プランを考える時間が取れないので何もしない」方が100万倍良いが……


とはいえ、昨今ネオモバとか少額で投資できる仕組みも整ってきたようなので、

ダラダラ投資は続けたいよなあ
↓参考

in-base.com





最近やりたいことが多すぎて本当に時間が無い。
こんな状況で大学院が再開してしまうのは辛すぎる。



また自分の人生にとって毛ほども重要じゃないような研究室のあれこれでストレスを抱え、時間を無駄にしなければいけないと思うといい加減はら立ってきた。

不労所得獲得に挑戦する~仮想通貨採掘編~

※これは退職データベース

用に書いたけど諸事情によりこっちに投稿することにした記事です。

 

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それにしても、働きたくない。

というか、職場に行きたくない。

寝てるだけで、金をひねり出す方法が何かないものか。

 

夏のジメジメした空気の中で、僕はそんなことを考えながらネットをしていました。
セミですら一生懸命に鳴いているというのに……。



最近の世界的な株安の影響により、結構な損失を計上してしまったことも気分が暗くなる一因。
とにかく人間金が無いと碌なことを考えなくなるようで。

 

twitterで無限にフォローしてくる怪しいビジネスアカウントが喚きたてる怪しい話に若干興味が湧いてきたその時、ひらめきが走りました。

 

仮想通貨があるじゃないか!

 

改めて説明する必要はないでしょう。
仮想通貨とは最近は暗号資産とも呼ばれる電子的な決済に使える通貨です。
要はビットコインとかモナコインとか、そういうやつらです。

今回考えたのは、仮想通貨取引で儲けようということではありません。
取引所取引では購入した値段より仮想通貨の価値が下がれば当然損失が発生してしまうわけです。
それにずっと画面に張り付いて仮想通貨の値動きを追うなど最早仕事とあまり変わりません(対人ストレスが無いのは魅力ですが)。
それに僕は以前仮想通貨の自動売買に挑戦してあまり儲からなった経緯もあります。

そうじゃなくて、欲しいのは寝てるだけで確実に金が降ってくることなんですよね。

 


てことで、今回注目したのは

仮想通貨の採掘

です。

仮想通貨の採掘は、以下のようなもでです。

 

ビットコインは、一定期間ごとに、すべての取引記録を取引台帳に追記します。
その追記の処理には、ネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められます。
その整合性を取る作業はコンピューターによる計算で実現できるのですが、膨大な計算量が必要となります。
分散されて保存されている1つの大きな取引台帳のデータも、追記対象の取引のデータも、すべてを正確に検証してから追記しなければならないのです。
そこで、ビットコインでは、この追記作業に有志のコンピューターリソースを借りています。余っているコンピューターの計算能力を借りることによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っているのです。
この追記作業の手伝いをしてくれた人、追記作業のために膨大な計算処理をし、結果として追記処理を成功させた人には、その見返りとしてビットコインが支払われます。
つまり、追記作業を手伝ってビットコイン全体が健全に運用されるようにがんばってくれたことへの報酬として、ビットコインが支払われるのです。

 

 引用:ビットフライヤー

 


ようするに、パソコンの計算能力を提供すれば、その分ビットコインが貰えるって仕組みですね。

これならビットコインが値下がりしても損はしません(儲けは減りますが)。


自分は寝ておいて、その間にパソコンに働いてもらえばいいって寸法です。

これぞまさに不労所得


しかも、仮想通貨の採掘と言うと難しそうな気がしますが、別にそんなことはありません。
世界中の色々な人が頑張ってくれたおかげで、ソフトをインストールしてボタンをポチポチするだけで始めることができます。

 

これは最高やん!ってことで、早速やってみました。

この記事を参考にniceHASHというサービスを使いました。
(ちなみに日本語対応かつ良さそうな仮想通貨採掘サービスは見つかりませんでした)

niceHASHは使用PC等に応じて最適な計算アルゴリズムを採用してくれるらしく難しいことを何も考える必要がないようです。
やったぜ。

で、さっそく使ってみました。

 

1.まずはhttps://www.nicehash.com/my/registerここから会員登録します。

2.自分のアカウントに対してマイニングアドレスが発行されていることを確認します。

2.https://github.com/nicehash/NiceHashMiner/releases/tag/1.9.2.12ここからマイングソフトをダウンロードします。

3.ダウンロードしたファイルを解凍

4.解凍したフォルダの中にあるNiceHashMiner.exeを起動

 

 

起動後、使いたいCPUを選択し、startボタンを押すと……

採掘が始まりました!

 

 

そして使用開始後7秒ほど経ったところで、僕は仮想通貨採掘を諦めました。

画面の端っこの方にちらっと
「このまま採掘を続けると一日あたり日本円で約2円稼げます」
という情報を発見したからです。

 

いや2円かよ!

 

まあ、これは当たり前のことで、普通は仮想通貨の採掘は一般的な家庭用PCで行うものではないのです。
普通のCPUでは計算能力が低すぎてこの程度の額しか稼げません。


てことで、真剣にやりたい人は最近機械学習とかでよく利用されるGPUを使うのがいいでしょう(20万くらいしますが……)。

まあ、どんな手段を使っても仮想通貨採掘で儲かるかは正直微妙です。

CPUやGPUを動かすのに当然電気代がかかるわけで、その電気代が得られる収益を上回っていたら意味ないですからね。

ちなみに今回使用した僕のパソコンも速攻でホカホカになっていました。

 

 

 

 

で、今チラッと

職場のPCとかいっぱい使ってやったら電気代きにしなくていいじゃん♪

って考えた人もいると思います。

でもそれも正直辞めた方がいいと思います。

それをするといきなり職場の電気代が跳ね上がるわけで、バレるリスクが高いです。


それに、得られるのもそんな大した金額じゃないので明らかにリスクに見合ってないと思います。

やはりこういうのは、寒い土地のデカい倉庫に大量のGPU設置してやらないと成り立ちませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここに来て迷いが生じてきている

最近色々なIT企業でインターンしている。
その中で少し思うことがある。

 

それは、私は働くのに向いていなかったのではなく、金融業界に向いていなかっただけなのではないか、ということだ。いやもっというと、たまたま入った会社と合わなかっただけなのでは?

 

もちろん今の私は「お客さん」だから丁寧に対応されているというのはあるだろう。
しかし、IT企業は働いている人もいい人多いし、働き方もかなり自由に感じる。
そして金融業界(というか銀行の窓口業務において)は私は何の才能もなかったが、ぶっちゃけプログラミングがらみの仕事では結構いい線いってるのではないか。

 

IT業界は、技術力の高い人はとんでもなく凄いのだが、あまり技術力をつけることに興味のない人もいる。インターン先の社員の会話とかを聞いていると、あまり知識がないっぽい人も結構いるので、ぶっちゃけ「これなら俺も結構イケんじゃね?」と思うことはしばしば。

 

しかもプログラミングは受験勉強っぽい素養がそこそこ物を言うところがある。
コードの構造を早く正確に理解する力。あとは調べ物をする時に、英語が使えるとかなり有利になる。データ解析系のことをするなら数学も重要になってくる。

何よりも「書いたコードがちゃんと動作するか」という事実ベースでものごとを考えていけばいいので、対人関係のどうでもいいことに脳のリソースを使う必要がない。

まあ、だからといって安易に就職することは避けたい。
確かに、IT企業で色々やることに楽しさも感じている私ではあるが、なんというかこう、枠におさまりたくねんだよ的な気持ちがある。

駅とかでたまに意味不明なことを叫んでいる人がいるが、私も基本そっち側の人間であるということを常に自分に言い聞かせたい。

久しぶりに(?)少し暗い記事を書くことになる。
ちなみにさっきまでバイト先の飲み会があって、明日はまた別のバイト先に行く予定だ。

 

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確か約1年前もこのバイト先の飲み会があった。その時は、単に知らない人たちとの飲み会が居心地が悪いと嘆いていたように思う。

 

しかし、今感じる辛(ツラ)はむしろ、その時はいた人が今はもう居ないもの悲しさとか、これからいなくなる友達とか、プライベートの人間関係があまり上手くいっているとは言い難いこととか、最近株でガッツリ金を失っていることとか、明日新しく始めたインターンに行くのが億劫だとか、大学院関係のことでミスをしたこととか、そういう色々な小さな辛(ツラ)が積み重なって複合的にできたものだ。

 

この状況に対する私の自然な気持ちは「休みたい」であり、それに対する現実からの応答は「休めない」である。

 

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色んな社会的な繋がりを切ってしまいたいと思うことが良くある。妄想の中の私はいわば旅行者のような立場で、何の力も持たない代わりに何の義務も負わない。

かつて大学の授業で公営住宅に住む独居老人たちにインタビューを行ったことがある。その人たちは決して経済的に裕福ではなく、またかなり孤独な生活を送っているように見えた。しかし、そのほとんどは、自分は今幸せだと語っていた。

社会とのつながりとは、例えるならば鋳型のような物であろうか。我々は不自由にもその鋳型に嵌められることで、自分の本来の形を失うが、代わりにある種の安定を得る。


私は公営住宅の独居老人たちを見たとき、ドロッとした・液状の・形のない姿に戻っても意外と幸せなんじゃないかと思った。別に社会において何の地位を持たずとも、自分が影響を受ける・与える相手がおらずとも、人はただ一匹の生物としてそれなりに幸福なのでは。

それとも、「老人」という鋳型に嵌まることで、彼らは労働を始めとする苦痛を免除されているから幸せなだけなのか。

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今自分の部屋に一人でいるのだが、どこかに帰りたいと思う。
いや、「還りたい」か。

 

 

 

 

リーン・スタートアップ

私は今、『リーン・スタートアップ』という本を読み進めている。

これはトヨタのリーン生産方式をスタートアップの経営戦略に応用する方法を説明した本である。

 

この本では、スタートアップ企業の学習者としての側面が強調されている。つまり、スタートアップとは、トライ&エラーを繰り返してユーザーのニーズを正確に把握しようとする存在なのである。

そのための中心的な概念としてMVPがある。
まず、この本が推奨する製品開発フローでは、必要最低限の機能だけを搭載した状態で一旦プロダクトを世に送り出す。そして、ユーザーからのフィードバックを通じて製品開発時に立てた仮説が妥当だったのかを科学的に検証する。

MVPとは、この「必要最低限の機能だけを搭載した状態の商品」のことである。

 

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今から考えるとフリマル開発において私は色々なミスを犯している。

そもそもユーザーのことなどあまり考えていなかった。最大の関心事は極小の開発リソースしかない状態でちゃんと動くものを公開できるか、という点だった。

ユーザーが抱えている問題、そしてそれを解決するためにフリマルがどう役に立つか、といったことは視野になかった。

 

まあ、仮に考えていたとしても、実際に製品公開もせずに考えたことなどおそらく的外れだっただろう。ただ、仮説検証が正確にできるようにコードを書く段階で設計しておくべきだった。

 

一方で正解だったのは、あまり機能を作りこまずに公開した点である。正直作りこむ為のリソースがなかっただけなのだが、、、

今のフリマルはまさにMVPではないか。(そういう意味では最近行ったデザイン変更はもう少し検討してから行うべきだった。デザイン変更によって良くなったのか悪くなったのか検証する仕組みがないし、デザインの変更はユーザーからのフィードバックによって行われたわけでもない)

 

今はフリマルに関する根本的な仮説(ネット上でファイル売買したい人たちはいるのか、いるとすればどういう人たちかなど)を検証するため、潜在的なユーザーになりそうな人たちに直接コンタクトを取ろうとしている。

 

かなり営業っぽいことをやっているのだが、この作業も中々大変だ。

でも楽しいからいいけど。

そう、銀行での営業は苦だったが、経営まで関わっている状態での営業はむしろ楽しいのである。

 

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ここからはフリマルの宣伝。

 

フリマルとは私とその協力者たちの力によって立ち上げられたウェブサービスで、要は漫画とか文章とかのデータを売ったり買ったりできるフリマである(リンク↓)

 

furi-maru.com

 

会員登録・出品は無料で、もし商品が売れたら売り上げの一部を自動的に手数料として支払ってもらうというスタイルなので、気軽に会員登録してほしい。

 

 

 

旭化成購入

先日1080円で旭化成を100株購入。

 

たまたまその日は同社の決算発表だった。

収益が予想を下回ってたことで結構な下落。
1日で7000円持ってかれた。

一応増配してるので、こんだけ下がるのは地合いが酷すぎたのが大きいとみる。
この成熟企業が今から圧倒的に成長することはまあないだろうけど、1080円でも安すぎるという判断のもと購入。去年は1600円くらいあった気がするがさしたる理由もないままにめっちゃ売り込まれたな、という感想。
旭化成のビジネスはバフェットのいう「経済の堀」に微妙に近いものを持ってると思う。

ただ、正直1200円くらいになったら売ってしまってもいい。
まあぶっちゃけあまり気にする必要のない銘柄かも。

 

それよりも、注目すべきはここ半年で一番の円高と、アメリカ株下落であろう。
さっさと米ドル買って、米国株購入に動けるよう準備するしかない。


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ここからはフリマルの宣伝。

 

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なんやかんやで孤独

バイト先のインターン生数人がいっきに辞める。
仲良かったのに残念だなあ。

人間、せっかく仲間が見つかっても、しばらくするとバラバラになるらしい。
いやもう人間に限らない。思えば実家のペット達も次々に旅立ち、気づけばもう一匹も残っていない。

楽しくいられる場所、自分らしくいられる場所、安心できる場所。
一瞬それっぽいものが見つかっても中々続いてくれないみたいだ。

自分の場合、中学も高校も大学も銀行も大学院も、基本は生きづらい場所でしかなかった気もする。フリーターの時が一番楽しいとはなんとも意外だった。

たぶん、私にとっての自然な生き方は周りの人間(もしくは社会という総体)から見ると「おかしい」ものなのだろう。
その辺のことを考えたくて学部では社会学を学びに行ったような記憶もあるが、無意味だったなあ。


まあ、近代社会がどうとかガタガタいうつもりはなくて、単純に皆がバイト辞めるのが寂しいっていうただそれだけの話なんすよねえ……