東大卒無職が働かずに生きるブログ

東大卒が感じた社会の厳しさを綴るブログです。開発したサービス(フリマルっていいます)の話もちょくちょく

不労所得獲得に挑戦する~仮想通貨採掘編~

※これは退職データベース

用に書いたけど諸事情によりこっちに投稿することにした記事です。

 

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それにしても、働きたくない。

というか、職場に行きたくない。

寝てるだけで、金をひねり出す方法が何かないものか。

 

夏のジメジメした空気の中で、僕はそんなことを考えながらネットをしていました。
セミですら一生懸命に鳴いているというのに……。



最近の世界的な株安の影響により、結構な損失を計上してしまったことも気分が暗くなる一因。
とにかく人間金が無いと碌なことを考えなくなるようで。

 

twitterで無限にフォローしてくる怪しいビジネスアカウントが喚きたてる怪しい話に若干興味が湧いてきたその時、ひらめきが走りました。

 

仮想通貨があるじゃないか!

 

改めて説明する必要はないでしょう。
仮想通貨とは最近は暗号資産とも呼ばれる電子的な決済に使える通貨です。
要はビットコインとかモナコインとか、そういうやつらです。

今回考えたのは、仮想通貨取引で儲けようということではありません。
取引所取引では購入した値段より仮想通貨の価値が下がれば当然損失が発生してしまうわけです。
それにずっと画面に張り付いて仮想通貨の値動きを追うなど最早仕事とあまり変わりません(対人ストレスが無いのは魅力ですが)。
それに僕は以前仮想通貨の自動売買に挑戦してあまり儲からなった経緯もあります。

そうじゃなくて、欲しいのは寝てるだけで確実に金が降ってくることなんですよね。

 


てことで、今回注目したのは

仮想通貨の採掘

です。

仮想通貨の採掘は、以下のようなもでです。

 

ビットコインは、一定期間ごとに、すべての取引記録を取引台帳に追記します。
その追記の処理には、ネットワーク上に分散されて保存されている取引台帳のデータと、追記の対象期間に発生したすべての取引のデータの整合性を取りながら正確に記録することが求められます。
その整合性を取る作業はコンピューターによる計算で実現できるのですが、膨大な計算量が必要となります。
分散されて保存されている1つの大きな取引台帳のデータも、追記対象の取引のデータも、すべてを正確に検証してから追記しなければならないのです。
そこで、ビットコインでは、この追記作業に有志のコンピューターリソースを借りています。余っているコンピューターの計算能力を借りることによって、膨大な計算を行い、みんなで共有する1つの大きな取引台帳に追記を行っているのです。
この追記作業の手伝いをしてくれた人、追記作業のために膨大な計算処理をし、結果として追記処理を成功させた人には、その見返りとしてビットコインが支払われます。
つまり、追記作業を手伝ってビットコイン全体が健全に運用されるようにがんばってくれたことへの報酬として、ビットコインが支払われるのです。

 

 引用:ビットフライヤー

 


ようするに、パソコンの計算能力を提供すれば、その分ビットコインが貰えるって仕組みですね。

これならビットコインが値下がりしても損はしません(儲けは減りますが)。


自分は寝ておいて、その間にパソコンに働いてもらえばいいって寸法です。

これぞまさに不労所得


しかも、仮想通貨の採掘と言うと難しそうな気がしますが、別にそんなことはありません。
世界中の色々な人が頑張ってくれたおかげで、ソフトをインストールしてボタンをポチポチするだけで始めることができます。

 

これは最高やん!ってことで、早速やってみました。

この記事を参考にniceHASHというサービスを使いました。
(ちなみに日本語対応かつ良さそうな仮想通貨採掘サービスは見つかりませんでした)

niceHASHは使用PC等に応じて最適な計算アルゴリズムを採用してくれるらしく難しいことを何も考える必要がないようです。
やったぜ。

で、さっそく使ってみました。

 

1.まずはhttps://www.nicehash.com/my/registerここから会員登録します。

2.自分のアカウントに対してマイニングアドレスが発行されていることを確認します。

2.https://github.com/nicehash/NiceHashMiner/releases/tag/1.9.2.12ここからマイングソフトをダウンロードします。

3.ダウンロードしたファイルを解凍

4.解凍したフォルダの中にあるNiceHashMiner.exeを起動

 

 

起動後、使いたいCPUを選択し、startボタンを押すと……

採掘が始まりました!

 

 

そして使用開始後7秒ほど経ったところで、僕は仮想通貨採掘を諦めました。

画面の端っこの方にちらっと
「このまま採掘を続けると一日あたり日本円で約2円稼げます」
という情報を発見したからです。

 

いや2円かよ!

 

まあ、これは当たり前のことで、普通は仮想通貨の採掘は一般的な家庭用PCで行うものではないのです。
普通のCPUでは計算能力が低すぎてこの程度の額しか稼げません。


てことで、真剣にやりたい人は最近機械学習とかでよく利用されるGPUを使うのがいいでしょう(20万くらいしますが……)。

まあ、どんな手段を使っても仮想通貨採掘で儲かるかは正直微妙です。

CPUやGPUを動かすのに当然電気代がかかるわけで、その電気代が得られる収益を上回っていたら意味ないですからね。

ちなみに今回使用した僕のパソコンも速攻でホカホカになっていました。

 

 

 

 

で、今チラッと

職場のPCとかいっぱい使ってやったら電気代きにしなくていいじゃん♪

って考えた人もいると思います。

でもそれも正直辞めた方がいいと思います。

それをするといきなり職場の電気代が跳ね上がるわけで、バレるリスクが高いです。


それに、得られるのもそんな大した金額じゃないので明らかにリスクに見合ってないと思います。

やはりこういうのは、寒い土地のデカい倉庫に大量のGPU設置してやらないと成り立ちませんね。