東大卒無職が働かずに生きるブログ

東大卒が感じた社会の厳しさを綴るブログです。開発したサービス(フリマルっていいます)の話もちょくちょく

経営者マインドを目指して

どうもカゼを引いたようで、頭が全くまわらない。
昨日の記事、かなり読みにくい文章になってたと思うけどカゼだから仕方ない。

まあ、それはさておき昨日から図書館で起業家向けの本とか読み始めた。
特に面白いのは『起業の科学 スタートアップサイエンス』という本だ。まあフリマルはスタートアップとしてでなくスモールビジネスとして始めたので、この本がど真ん中という訳ではないと思うが、今後の参考になることは間違いないだろう。図書館で読み切れなかったので帰宅してからアマゾンで一冊ポチッた。


そして今日は去年の今頃実家から持ってきていた『成功する人たちの起業術 はじめの一歩を踏み出そう』という本を読み始めた。

何しろカゼで内容が中々入っこないので、まず現在まで読んだ範囲を数行に要約してみる。ほんで、内容を自分へ当てはめてみよう。

(まだ20%弱しか読んでないが)

 

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要約
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一人の起業家の中にも複数の人格が存在している。

 

①起業家としての自分(理想の未来の実現に向けて経営の舵取りをする)

②管理者としての自分(既存の事業の管理を行う)

③職人としての自分(自分の専門的な技術を活かす)

 

そしてこの3つのバランスを取ることが理想の経営者として必要になる

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要約終わり
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たったこれだけなのだが、自分にあてはめると明らかに
③職人としての自分
にこれまでリソースを割き過ぎていた。つまり、ウェブサービスとして公開することが最大の目標となっており、それを達成するためのプログラミング的な問題にしか頭を悩ませていなかった。
フリマルだと開発コストを極限まで抑えたメリットとして②管理者的な役割は今のところ本質的にあまり重要でない。なぜなら管理する対象がないので。
しかし、
①起業家としての自分
の存在感があまりに小さすぎたのはやばい。
具体的に言えば、とにかくコードを書きまくることに精一杯で、なぜ「DL販売フリマなのか」ということをあまりに考えてなさ過ぎた。
これはスタートアップサイエンスにも書いてたが、起業家は、自分が作るプロダクトが解決する課題に対して誰よりも深堀して思考する必要がある。
実はまあ、「なぜDL販売フリマなのか」という問いに対する答えは開始当初から持っていたが、それはあくまでも作る側にとっての事情でしかなかった。

 

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確かに、スタートアップとスモールビジネスはまるで違うものである。
しかし、これから何をするにせよ、私にはどうしてもスタートアップの経営者的な考え方が必要な気がしている。

 

目標の再確認

目標がここ最近ブレてきているので、ここでもう一度文章化して確認しておくことにしよう。

一、私の究極的な目的は、幸せに生きる方法を見つけることである。

期限は2年。2年過ぎたら自殺するとかそういう気は全くなくて、単にあと2年間学生をやるからに過ぎない。

二、幸せに生活するためには、「大金」と「快適な人間関係」、あとオプションで「猫か犬」を用意する必要がある。

幸福には色々必要なものがある。健康とかも超重要そうだが、幸いにも今は健康なのでいったん考えないことにしよう。まだ持っていないものに集中するのだ。
まず、諸々の不安を消すためには大金が必要だと思う。とりあえず2憶くらいか。まあこれは2年で用意する必要は全くない。てか無理っぽい。
経験則では、私のQOLは一緒にいたい人間と一緒にいる時に高くなっている。なので人間関係が快適であることは重要だ。
そしてとくに重要なのは、一緒にいたい人と多くの時間を過ごすことよりも、一緒にいたくない人ととにかく関わらないこと。
最悪、猫とか犬をなでてれば瞬間的には幸福になれそうなので、ペットも重要だ。ただ当面は必須ではない。


三、先述の三要素を入手するためにビジネスを起こす、または色々な職場にインターンに行く。あと既存の人間関係を大事にする。

具体的な行動は、まずフリマルみたいなビジネスを色々やってみることだ。たぶんフルコミットできるなら、企画から始めても2か月に一つSNSを作るとかならできそう。一発あてて大金を得たい。

インターンにもたくさん行く。面白い人と出会えるかもしれないし、ビジネスも学べる。技術も上がる。自分にあうところと出会えれば、そこに就職してもいい。バイト代はビジネスとか投資の元手作りにもなる。

色々な環境に首を突っ込みまくりたいので、長くとも2か月くらい行ってみて、合わない・学べることが少ないと感じたらさっさと辞める。(実は私はバイトとか辞めるのに強い抵抗を感じるタイプ)

 

あと何だかんだ人間同士の信頼は年月に比例する部分もあるので、今周りにいてくれる人たちを大事にする。浮気とかのひどい裏切りはNG。そういうの結局自分を一番苦しめることになりそう。特に私の場合は。

 

 

 

四、ビジネスと技術の勉強をする

前者は大金ゲットの可能性を高めるほか、株の上達にもつながるだろう。後者は行けるインターンの幅が広がったり時給UPに繋がったり、大学院の研究がはかどったりに繋がる。

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よし。この四事項を念頭に置いて行動しよう。この四つに絡まないものに悩んだり囚われたりするのは無駄だ。
中でもここ1、2か月は三に注目してやっていく。四の重要度は抑え目で。




だいぶ整理された感じがする。
書きだしてみてよかった。

ツラツラの実の能力者(基本よまなくていい記事です)

あまり詳しくはかけないのだけど、嫌な予定が一つ終わった。
まあ、想定通りの苦を味わった。

苦痛の夜、私は眠れないなりに必死に彼女のことを考えることに努めた。
今ごろは遠く離れた場所ですやすや眠っているのだろうか、など。
あるいは、こないだ二人でやった馬鹿馬鹿しい遊び、など。

人生の苦痛の大半は、周りの人間に起因する。ぼかす為にあえて抽象的に書くと、私の苦は、特定の人間たちと関わるときに、まるで自分がそこに存在していないかのような感覚を味わうことにある。

集団行動を強いられた時、その集団内に存在する(ことにされている)いくつかの立ち位置、というか役職というかキャラというか何というかの、いずれにもスッポリ収まっていない感じ。

本来私は孤独など苦にしない。人間と会わなければ寂しいという感覚はほとんど摩耗しきっている。むしろ、孤独も突き詰めると自由であり豊かなものである。社会的な存在として自己を規定する必要もなく、孤独の時に私は何にでもなれる。

 

しかし、これが望まぬ人間関係を強要されるとなると全く話は別である。
人の中に居ながらにして感じる孤独は、言うなれば歪な形の鋳型に自分を無理にはめ込もうとする行為であり、その苦痛はデカい。自分らしさが全く感じられない。いたたまれない気持ち。まあ、そういう状況を最小限の苦痛で乗り切るための技術もいくつか覚えたので、昔に比べるとうまくやってると思うが、それでも限度がある。

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まあ逆に、辛い状況でも希望を持てるようになったことはデカいと考えるか。つまり、ツライ夜に心に思い浮かべる人がいることに注目する。基本的に愚行しかしない私も、そういう繋がりを人と持てたということ。それは快挙だと思っている。

 

ただバイト先が崩壊してきてるせいで、友達はどんどん辞めていくし、なんだかんだ疎遠になっていくんだろう。もう勘弁してくれや。

 

 

忙しさにかまけて&ETF売却

ここ最近疲労が半端ないのが逆に幸いしている。
インターン面接や大学院のレポート&試験、バイトもちょいちょい行ってるし数日前まではフリマルのデザインも作成していた。あと結構がっつり遊びに行ってもいる。

 

凄くいやだと思っていた予定もあるのだが、多忙と疲労で、それを脳内で反芻する余裕もない。
ある意味で瞬間瞬間を生きているといえるかも。

ただただ目の前のことをやってる内に気づいたら一生終わってましたみたいな。
それってそう悪くはないよなあ。

 

高校の時、歌舞伎の女形で有名な坂東玉三郎さんの講演を聞いたことあるのだが、その時坂東玉三郎も同じこといってたからねマジで。
「夢中になってるうちに死に近づいているのが理想」って語る語る彼を見て「この人闇深けえ……」ってその時は思ってたけど、やはり当時の私は物をわかってなかったね。

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まあ、それはそれとして、あとは投資の話。

ダウ平均連動型のETF少し売却しました。

 

景気減速を背景に、そろそろ市場が調整入りするとのヨミが根拠です。
まあ、長期投資を標ぼうする以上、ホイホイ取引しすぎるのも考え物ですが、動くときは動く。
といっても少額の売りなので、実際に調整入りしようがしまいがそこまで影響はないと思われます。

 

ってことで、ではまた。

 

 

インターン先の会社がそろそろ終わりっぽい

タイトルの通り、インターン先の企業の雲行きが怪しくなってきている。

生命線である取引相手からの受注が減少&変更になったらしい。

 

むしろ、私としてはあの超有名企業(の子会社)が私のインターン先と取引してること自体が不思議なくらいだが。

しかも、一時期私がほぼ一人で週に2・3回の勤務で回していた研究開発案件でも月100~150くらい貰っていたらしいから、今までがボロイ話すぎたのだ。
私も今流行りの闇営業で、その企業に直接バイトにいって月50くらいもらいたかった。

 

まあ、私が大学院に入るのに伴って私はその案件のメイン担当からは外れたが、今の取引縮小は後任者のせいだとは言い難い。
私が辞める少し前くらいから、大体できることはもうやり尽くしていたのだ。

本格的に会社が崩壊したら、この件はじっくり書いていきたい。
会社の崩壊のその日を目撃することを楽しみにしている自分がいる。

 

Xデーは近い。

 

まあそれはそれとして、最近は新しいインターン先を探している。

ぼろくそ言ったが、今の会社で約1年バイトしているおかげで、一応私もデータ解析のエンジニアリング経験者を名乗ることができる。

そのおかげか、既にいくつかのデータ解析系サマーインターンに参加できることが決定している。

ただ、夏の目標としていた、ウェブ系エンジニアインターンは中々決まらない。

 

 

色々会社を回っていく中で、

 

・今のインターン先は割りとクソ環境であること(学べることをかなり学び終えた&社長がクソ&モダンな技術に割と鈍感)

・世の中には「カネの稼ぎ方」を知ってる人間がいること

 

が分かってきた。

特に重要なのは後者である。

 

例えば私のフリマルは、スモールビジネスを志向しており、超省エネ経営で破綻リスクはほぼゼロなのだが、スケールするかというとこのままでは無理だ。

なので、短期での事業売却を目指しているスタートアップ企業に潜り込んで、「事業の当て方」を見てこようと思う。

 

今の世の中、一発当たるビジネスは大体ITなのでエンジニアとしての経験があるのはそういう意味でもありがたい。

 

 

 

 

 

 

 

webサイトのデザインを速攻で改善する

今日は一日中フリマルのレイアウトを改善している。

 

ページ数が多いので中々大変であるが、Bootstrapを使用することにより作成スピード自体は劇的に上がっている。

 

これはざっくりいうと、もともとウェブサイトのデザインでよく使いそうな部品がセットになっているフリーのコード集みたいなものだ。
また、Bootstrapには決定的なメリットが2つある。それは、

 

・部品を横に並べるのがすごく簡単

スマホでも見やすい画面が作れる

 

という点だ。

ウェブサイトの画面デザインでは部品を横に並べるのは結構めんどくさいことをしなければならない。だが、Bootstrapを使うとそれが数秒でできてしまう。

また、サイトにアクセスしたユーザーのデバイスが、スマホかPCか、などの状況に合わせて画面の表示を柔軟に変更可能なのである。

こういうデザインをレスポンシブデザインというが、レスポンシブデザインはSEO対策としても重要だと言われている。

 

おおむねBootstrapの仕様により、開発の手間暇は5分の1程度になり、クオリティは3倍くらいになっていると感じる。

 

これフロントエンジニアにとってはごく当たり前すぎるフレームワークらしいけど、まじでもっと早く知りたかった。使うのもかなり簡単だし。

下の画像は開発中画面。

 

フリマルの雰囲気をガラッと変えて、ダークな感じにしようとしている。

 

ただ、問題は左上のロゴ画像なんだよなあ。

ロゴ画像の作成はプログラミングというより純粋にデザインの問題だから、ここをどう変えていくかが、これからの大きな問題となっていくだろう。

 

てか、やはりサービス開発作業クソ楽しいっす!

 

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開発中画面

 

フリマル改良へ向けて~経営戦略的なもの~

精神的な調子が良くなってきている。
大学院での苦痛がひと段落してきたというのが大きい。

当初はどうなることかと思ったが、修了の可能性はそう低くはない。
加えて、夏行きたかったエンジニアインターンにも受かり、追い風を感じている。

 

まあ、最近あまりシフトに入っていないことを理由に社長(ゴミ)が黙って私の時給を下げたらしいが、そのくらいしか特に嫌なことはない。

というか、社長の無理難題に対応しているうちにエンジニアスキルもだいぶついてきたので、もう働く場所には困らんだろう。

今いる友達がやめていったらこのバイト先ともオサラバか。

 

この会社がどういう最後を迎えるのか直接見届けたかったがそれは叶わないかもしれない。

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精神的に復活してきたらやることは一つだ。

フリマルの改良である。

 

しばらくはごく少人数(というか私一人?)での開発を進めていく。

今日は、本屋でITビジネスに関するビジネス書を読んだ。

 

京大院卒で、グーグルにいたこともあるような人が書いていた本だけあって、中々読みごたえがあった。

読み応えがあったのだが、実際これを読んで私がとるべき有効な選択肢が増えるかというと微妙である。

例えば、著者は、

 

・ビジネスの本質は価値の差異を利用した裁定取引である

 

ということを冒頭で述べる。

例えば、昔、香辛料がすごく安価に手に入る国と、全然手に入らない国があって、前者で安く香辛料を仕入れ、後者で高く売れば商人は利益を得られるよ★

という話である。こういう古典的なビジネスの「本質」がインターネットの登場でどう変化したのか、とかあるいはグーグルが成功した理由とかの鋭い分析が書かれていた。

 

これを読んだ私の感想は、

だからなに??

である。

 

今あるものとか、今勝っているやつが、なぜそうなったのか分析するなんて誰でもできる。

歩いている人が歩けるのは、足という部位を持つからで、それは脳で高度に制御されているのだ!

なんて言われても、

「は??」

というほかない。

 

そんなことよりも、実際に歩けるロボットを作ってみたとかそういうことができる人間になりたいっつーか、そういう人間が欲しいっつーか、要は分析者なんてスタートアップには必要ねーんだよ!という気持ちで読んでいた。

 

冷静に考えると、本書いてんだから分析するのは当たり前だろ何言ってんだ俺、とも思ってしまうのだが、まあ、おいておこう。

ビジネス書ってのは、読んだら謎の気持ちよさに包まれて、なんか自分もすごい人間になった気がするけどよく見たら何も行動は変わってない、ということがほとんどだ。

特に今日私が読んだような良く練られている本ほどそうである。

 

てことで、具体的に本を読んで思った、今後のフリマル改善に関するアイデアを書き留めておこう。

 

1.ユーザーの意見を可視化する仕組みを導入

2.ユーザーが負担する、価格と手間暇などを総合したコストが商品の価値に見合っているか検討

3.「〇〇といえばフリマルだよね」となる〇〇を確立する

4.デザイン改良

 

1.まずは、データとしてユーザーの意見を把握する必要がある。発足当初はそもそもこのサイト見てる人いるのか?というレベルだったが、少しずつユーザーは増えているようだ。初めてモノが売れたときの感動は忘れない。
てことで、そろそろユーザーの行動を分析する準備が必要だが、当然アンケート調査などを行うリソースはないので、とりあえずgoogle アナリティクスを導入することにしよう(今までしてなかった)。

 

2.について。これがネックになることはわかっていたからこそ、フリマというサービス形態を選んだ。フリマという性質上、誰かが良いもの安く売ってくれるだろうと甘い考えでいた。

しかし、現実は、購入するユーザー以上に、何かを売ってくれるユーザーを惹きつけるのが難しかった。

出品者が負担するコスト(出品者登録や商品紹介の作成)に見合う価値を担保するには、フリマル自体のユーザーを増やす必要があるだろう。で、ユーザーを増やすための方策としては、一部商品を無料ダウンロードできるようにするという案を考えている。

もともと構想段階で無料ダウンロードは考えていたが、決済システム導入に伴う技術的な問題と、私の大学院入学までに公開に漕ぎつけたいという時間的な制約から一時断念していたのだった。

 

3.は難しいが、なんかしらニッチな領域に特化するしかないような気も。1,2,4をやりながら気長に考えていくか。

 

4.デザイン改良は今まさに始めていて、割とガラッとイメージを変えるつもりでいる。

加えて、スマホとPCで表示される画面を変化させる(レスポンシブデザイン)。これで見やすくなるだけでなくSEO対策にもなるらしい。BootstrapというCSSフレームワークを使えば、これはなんとかなりそうだ。

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極端な少人数開発だと、

 

・経営方針考案

・サーバーサイドの機能実装

・デザイン作成と実装

利用規約などの文章作成

・セキュリティ対策

・広報

 

などやることがクソほどあるが、全部やれる楽しさもある。加えて、学びもクソ多い。

超少リソース開発のコツもだんだん掴めてきたので、いつかまたその辺も書いていきたい。

 

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追記)

フリマルをもっとこうしてほしい!

 っていう意見があなたにあれば、私はいつでもウェルカムです!

 @deka_catにDMするなり、このブログのどっかで晒してるメアドにメールするなり、どんな方法でもOKです。

 

ちなみに、実際そういう意見をちょいちょい貰うことがあって

 

・そのアイデアを実行するためにはもっとユーザーがいないとキツイ

・圧倒的リソース不足

 

などの理由で実行不可能なことも多いけどありがたく拝聴します。